共通の話題や目的で集まってワイワイ話せる仲間が集まると、この周辺はこの話の事を知っている人しか居ない様な感覚になって行くと思います。
例えば同じゲームで遊んでいる仲間だったとすると、ゲーム登場人物の話や攻略するためのヒントを話し合うだけなのに、長時間延々と話し続けていられるのです。
更にそのゲーム関連のイベントに出かけて行くと、このゲームの事に興味がある人が想像以上に存在している事が分かるので、もしかすると共通の趣味や嗜好を持っている人は本当は凄く多いのでは?と考えてしまうのです。
所が、そのゲームで遊んでいない興味を持っていない人から見ると、この集団は希少な民族の様に捉えられている可能性があります。
イベントで集まっている人や、イベントが開催されている会場が広いのでゲーム人口も多そうに感じたりするのですが、実際はそうでもないのかも知れません。
よく土日に大きな会場で開催されている同人誌即売会イベントで、時々そのゲームだけをテーマに扱っているオンリーイベントがあるのですが、そのイベントに集まって来る人達はサークル側でも買い物しに来る人も多くてコスプレをしている人もたくさん参加しているので、このジャンルを楽しんでいる人は実は結構多いのでは?と思ったりする訳です。
ただ、イベントが終わって会場の外に一歩外に出てみると、会場では誰もがそのゲームの事を認識していて世界はこのゲームのユーザーで溢れているような感覚になっていたのが一転して、ほとんどの人がそのゲームの事を知らなかったりしています。
むしろ知らない方が当たり前で、知っている人の方が本当は少ないと言う現実を目の当たりにするのです。
知らない人の界隈から見ると、へぇ~?そうなんだ?位の対応しかしてもらえないのですが、それが本来の認知度だと言う事だけは念頭に置いてみてください。
共通のテーマやジャンルに興味を持って集まっていると集まってきた人の話が本当に濃いので、実は自分の周囲の人は全員このジャンルの事を知っているのかも?と考えてしまう事もあるかも知れません。
しかし現実はもっとシビアで、家族や友人の多くがそのジャンルを全然知らないどころかもしかすると、住んでいるこの周辺一帯の人が全員そのジャンルを知らない可能性があると言う事を覚悟しておいた方が良さそうです。
それでも、本当にそのテーマやジャンルの事を好きでハマって仲間を作りたいとか仲間がたくさん居る人は、周囲の目など気にせずに自分の信じる道を進んで行って欲しいと思います。